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2014.10.29/ 19:00(Wed)
今が盛りのウメバチソウです。

これぞ『花』というくらい基本的な花らしい形ですよね。
「花の絵を描いて」と言われたら、
この形か、チューリップ・・・ぐらいかなぁ・・・いや、私の場合は、ですが・・・

草原に眩しいくらいの白い花弁がよく目立ちます。
ウメバチソウ1028

ウメバチソウ(梅鉢草) ウメバチソウ科ウメバチソウ属
(以前はユキノシタ科とされていましたが、
 最近はニシキギ目にウメバチソウ科が新設されたそう)ウィキペディアより
ウメバチソウ1027-12

アップで見ると、意外とシンプルではない造り。
まるで水しぶきがあるように先が丸い球になっているこれは、仮雄しべです。

仮雄しべは、糸状に12~22先が細裂し掌の形になり、
先端に丸い腺体がついています。

雄しべと雄しべの間にあって、花粉は出ません。
でも、“仮”といっても雄しべの葯が全部落ちてしまっても、
この仮雄しべはしぶとく残っているんですよ
ウメバチソウ1023-18-16-14-42
通常、花弁5、雄しべ5なのですが、上の写真のように
6枚花弁がある花では雄しべも仮雄しべも6ついていました。

花の大きさは2.5cmほど。 花茎の高さは7~30cmほどです。

蕾の写真です。 左は7月24日、 右2つは9月2日です。
ウメバチソウ0724-0902
茎葉は無柄で1枚つき、茎を抱きます。
その他の葉は、長い柄があって根元からかたまって出ます。

こちらは10月23日  花は10日以上も咲き続けるそうです。
ウメバチソウ1023-12
開花した当時は、上の写真のように
どの雄しべも内側に曲がって子房を抱き、
この時はまだ、雄しべも雌しべの柱頭も未発達です。

雄しべは日に1本ずつ次々と立ち上がり、花粉を出します。
ウメバチソウ1023-39

ウメバチソウは、雄しべが熟し終わると
雌しべが熟す「雄しべ先熟花(おしべせんじゅくか)」です。

雄しべの葯が落ちてしまって、雌しべの先の柱頭が4裂しました。
ウメバチソウ1023-30
仮雄しべの色も、黄緑色から黄色が強くなっています。

葯が落ちてしまっても、仮雄しべのおかげで華やかですね

写真のように葯から花粉を出す時も、
花粉が雌しべに触れないように&虫に触れやすいように
上の方から開いて出ている様子も見れます。
ウメバチソウ1023-8 1027-9
しかし、どうも・・・必ずしも雄しべが1本ずつ立ち上がるのではなく、
右の写真のように4本の雄しべが雌しべの上にあるものも。

雄しべと雌しべの時期がずれるのは、自家受粉を避けるためだそうですが・・・
図鑑によると、受粉しない時は自家受粉もするそうです。

雄しべは次々と落ちていくのに、どうやって自家受粉するのかなぁ?

自家受粉といえば・・・・・閉鎖花? しかし、そういうことはどこにも書いてありません
調べようがないのではっきりとはわからないのですが・・・

写真を探してみると、12月5日に撮影した花は
雄しべも雌しべも一緒に熟しているようにも見えました。
ウメバチソウ1205-4
ピントがあまい写真が多くてすみません
この写真では、仮雄しべよりも雄しべの方が頑張っているようにも見えます。

もう辺りは枯れ野原で、ほんの少しだけ咲き残っていた花でした。

北海道、本州、四国、九州に分布  花期8~10月
といっても、8月には見たことなか・・・よその地域では8月から咲いとっとかな?

山地の日当たりがよい草原の、少し湿り気のある所などに生える多年草です。
「少し」ですから、道路ののり面下や、北向斜面とか、そのくらいの湿り気です。
結構乾いているのでは?という所にも生えます。
ウメバチソウ1023-25
いや~ワンダフル&ビューティフル

名前の由来は
花の形が天満宮の紋章の梅鉢紋に似ることからとのことです。

長くなってすみません。ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

参考文献
『日本の野草』小学館 1991年、 『野草図鑑』保育社 1985年
『里山・山地の身近な山野草』主婦の友社 2010年
『九州の野の花』西日本新聞社 1997年、『野草検索図鑑』学習研究社 1985年
『くまもと野の花』熊本日日新聞社 1994年
『学生版 牧野日本植物図鑑』北隆館 2014年
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