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2014.03.06/ 23:28(Thu)
街路樹のコブシが咲き始めました。

コブシ モクレン科 落葉高木 花期3~4月 樹高10~20mになる
北海道、本州、四国、九州に分布
コブシ1
写真のように、花の下に小さい葉が1枚付きます。

花弁は6枚で白、3枚のがく片は緑色です。
(がく片は緑といっても、色が薄く、花弁より小さいので目立たないようです)

名前の由来は、蕾が拳(こぶし)に似ている、
もしくは、実が拳に似ていることから名づけられたそうです。

コブシが咲き始めると、田起こしを始めていい季節になったよ!とのことで、
「田打ち桜」「種まき桜」「田植え桜」「苗代桜」という別名もあるそうです。



こちらは公園にある、もうすぐ開きそうな・・・
ハクモクレン モクレン科 中国原産の落葉高木
樹高10~15m 花期3~4月 別名ハクレン
ハクモクレン1
花弁6枚と、がく片3枚がほぼ同形で、花弁9枚のように見えますが・・・
まだ分かりにくいですね

木の下に黒くなった果実が落ちていたので拾ってきました。
種4
袋状の中に、2つ黒い粒が見えていますよね。
本当は赤くて綺麗な色だったのでしょうが・・・今はこんな色です。

種を引っ張り出して取ろうとすると・・・
種1
白い繊維が束になって、びよ~ん・・・結構がんばります。
種2
お互いの口の所はこんな具合です。中はどんなことになっているんだろう・・・。
種3
この果実は運悪くそのまま落下して黒くなったようですが、
本来は、木の上で秋に熟すと、裂けた袋果から
赤い種子が、この白い糸で吊り下がる姿が見れるそうです。

つぼみは南側がふくれ、先っぽが北を指すので
「磁石の木」「コンパス・プラント」とよばれます。
ハクモクレン2
なんとな~く、みんな同じ方向を向いていますよね。
(近くでよく見ると、そうでもないものも結構ありますが

コブシ、ネコヤナギにも同じような性質があり、
モクレンの仲間を『マグノリア』といいます。


宮沢賢治の短編「マグノリアの木」では、
主人公は山頂から見下ろした谷一面に
真っ白に咲くマグノリアの木の花に驚きます。
「枝にいっぱい光るはなんぞ」
「天に飛びたつ銀の鳩」
コブシ3
この写真は、コブシです。
この木は他の木より特に早く満開で、まさに鳩が一斉に飛び立つようでした。

ちなみに、コブシもハクレンも香りがいいそうですが、
どんなに伸びあがっても、鼻が花まで届きませんで・・・


写真はありませんが、コブシに似ている花です。
「タムシバ」 落葉小高木 樹高3~9m 東北以南のおもに日本海側の山地に分布 
 花期4~5月(コブシ3~4月)
 6弁の花 3枚のがく片は白色(コブシは緑)で小さい花弁のように見える。
 コブシと違って花の下に葉はつかない。

「シデコブシ」 落葉低木 樹高3~4m 東北以南の山地に分布 
 花期3~4月
 花弁とがく片が同形同色のため、花弁が12~18枚あるように見える。
 (コブシは6枚にしか見えません)



参考文献
『野山の樹木観察図鑑』成美堂出版 1998年、『街の樹木観察図鑑』成美堂出版 1999年
『花とみどりのことのは』幻冬舎 2001年、『草木の本』光琳社 1998年
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Genre: 趣味・実用 Theme: 散策・自然観察 Category: 樹木
編集[管理者用] Trackback(0) Comment(4) 
 
Comment
 

おはようございます。

コブシ、もう咲いているんですね。
清浄な感じがする花です。
こちらでは、まだ蕾が一皮むけた?だけですw
(コブシは、実の形が拳に似てるから、かも…。)

NAME:きくちゃん | 2014.03.07(金) 04:55 | URL | [Edit]

 

Re: おはようございます。

きくちゃん、こんばんは。

このコブシの木は毎年1本だけ特に花が早くて
今日はもう花が半分終りそうです(^_^;)

歩道を通る度に手を伸ばして
毛深い蕾を撫でて開花を楽しみにしていたのですが、
あっという間に咲いて終わった感じです。
(他の木は、これからなのでまだ楽しめますが…)

名前の由来のご指摘ありがとうね(^^)
コブシの名前の由来は実からというのも
ネットで目にはしていたのですが、
我が家の本には何れも蕾が由来と書いてあったので
悩んだ末、蕾だけ書いておきました。
でも、他にも由来があるということは、
どちらも載せておいた方がいいですよね・・・。
これから追加記入しておきますね。

NAME:paya | 2014.03.07(金) 22:04 | URL | [Edit]

 

こんばんは

payaさんではないけれど、
半日ネマガリダケと格闘して、パッと開けた所に
蕾をいっぱいつけたコブシ(タムシバ?)の木が立っていて、
まるで厳かな祭壇に向き合ったような敬虔な思いにさせられたことがありました。
もう昔々のことですがね。

それ以来妙に惹かれる植物ですが、
今の地元の低山レベルでは滅多にお目にかかれないのが残念です。

それにしても、こちらのブログにはいつも勉強させていただいてます。
コブシやモクレンの種なんて、ついぞ関心を持って眺めたことはありませんでしたが、
まさにサイエンスですね。
どんな理由でこんな構造になるのか、
あの時のどことなく神憑りチックなイメージを思い出してしまった次第です。

NAME:dechnocrat38 | 2014.03.10(月) 01:37 | URL | [Edit]

 

Re: こんばんは

dechnocrat38さま、こんばんは。

コブシは美しいですよね(^^*)

しかも半日も格闘されていたのなら、
ホッとした気持ちも相まって
尚更神々しく感じられたのかもしれませんね。

そういう思いがけない感動もあったりが
山歩きの楽しみの一つですよね(^^)

NAME:paya | 2014.03.10(月) 23:16 | URL | [Edit]

 

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